北海道建築設計監理株式会社

2017年 - 障がい者福祉施設

幌西ほうおん

コンセプト この建物は都心部にある障がい者支援施設である。
障がい者支援施設というと、都心から離れた場所にあることが多いが、近年都心部でのニーズがあり、そのニーズに法人が応えた建物になる。
生活介護、就労継続支援B型、短期入所などのサービスがあり、3階は地域開放も行っている。
外観はスリット窓をランダムに配置し、内と外のつながりを調整し、互いが見え隠れすることで、施設の活動を発信しつつ、施設利用者を守るデザインとした。敷地内に私設公園も設け、地域の方の憩いの場所となるよう整備し「開いた施設」として運営している。
この敷地は、元々法人の所有していた土地であり、法人発祥の土地である。事情により一度手から離れたが、巡ってまた法人の元へ戻った。歴史を継承しつつ、地域に開き、共に歩むことにできる施設を目指した。
主要用途 障がい福祉サービス事業
構造 鉄筋コンクリート造
階数 3階
延床面積 1249.08㎡
所在地 札幌市

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