北海道建築設計監理株式会社

2018年 - 文化施設

夕張炭鉱博物館

コンセプト 炭坑跡地を利用し、閉山した坑道の一部を公開、採炭技術や石炭産業の発展と街の歴史を収蔵する博物館である。産業の衰退、財政破綻の過去から、地域再生の状況下にある現在を表す展示物の更新と建物のバリアフリー化を主題とした改修、増築を行った。ガラスの外壁を拡張した玄関ロビーには眺望の良い交流エリアを設け、多様な活動を促す明るいホールを備えた。又、独立した鉄骨躯体とガラスによるEV棟をロビー内に新設し2階への動線を最適化。1階は他に企画展ホールの構造補強を行い収蔵庫との動線改善の上、多用途な運営に寄与するホールを獲得した。2階は映像などの更新が容易な展示方法を取入れ、活発な運営が期待される。
主要用途 博物館
構造 鉄筋コンクリート造
階数 2階
延床面積 2,009.55㎡
所在地 夕張市

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